パスポートのオンライン申請:必要書類・顔写真・自署画像の準備
国内からパスポートをオンライン申請するには、マイナンバーカード、対応スマートフォン、マイナアプリ、顔写真と自署画像を準備し、切替申請では有効なパスポートも用意します。新規申請などでは戸籍情報がシステム連携されますが、代理提出や個別の事情で追加書類が必要になり、受取りは本人が窓口へ行います。
ここでは、日本国内に住む成人が、自分のパスポートを新規申請または切替申請する準備を説明します。まず外務省の国内オンライン申請案内で、メンテナンス情報と自分に合う手続きを確認してください。
最初に、新規申請か切替申請かを確認する
| 手元のパスポートと状況 | 確認する手続き |
|---|---|
| 初めて申請する、または有効期限が切れている | 新規申請 |
| 有効期間が1年未満、または査証欄の余白が見開き3ページ以下 | 切替申請 |
| 氏名や本籍地の都道府県などが変わった | 記載事項の変更に対応する申請を公式案内で確認 |
| 紛失・盗難・焼失した | 通常の切替申請ではなく、紛失の届出も確認 |
迷う場合は、マイナポータルのパスポート申請画面で質問に答えて手続きを選びます。紛失時の初動は身分証の紛失と再発行にまとめています。未成年者や代理提出は、このページの成人本人向けの準備だけで進めず、公式の専用案内を確認してください。
オンライン申請の前に用意するもの
紙の窓口申請の書類一覧を、そのままオンライン申請に当てはめないようにしましょう。公式の準備欄に沿って、次をそろえます。
| 用意するもの | 確認すること |
|---|---|
| マイナンバーカード | 署名用電子証明書のパスワードを含め、画面で求められる認証に使えること |
| 対応スマートフォンとマイナアプリ | 正規のアプリを更新し、カメラやカードの読取りを使えること |
| 有効なパスポート | 切替申請や記載事項変更では実物を手元に置く |
| 顔写真と自署画像 | 申請中に撮影するか、規格に合う画像データを端末に用意する |
| 必要と案内された追加書類 | 個別の事情や申請の種類に応じた提出方法を確認する |
新規申請などでは電子戸籍がシステム連携されるため、通常は紙の戸籍謄本を取得してアップロードする準備は不要です。ただし、法定代理人と申請者が別の戸籍にいる代理提出では、申請者の電子戸籍パスを事前に用意する必要があります。追加提出の案内があれば、その指示に従ってください。
カードの写真を保存しても、実物カードによる認証やパスポートの読取りは代行できません。認証の段階で止まる場合はマイナポータルにログインできないときの確認方法を参照してください。
顔写真と自署画像の形式・サイズ・容量
次はマイナポータルでの申請用です。国外向けのORRネットの規格と混ぜないでください。
| 画像 | ファイル形式 | サイズ | 容量 |
|---|---|---|---|
| 顔写真 | jpg | 横600×縦730ピクセル | 600KB以内 |
| 自署画像 | jpg | 横788×縦284ピクセル | 200KB以内 |
顔写真の数値はマイナポータルの写真規格、自署画像は外務省の画像作成案内で確認できます。顔写真のデータ比率は、紙で申請する写真の35×45mmとは異なります。印刷用の寸法だけを見て画像を作らないようにしましょう。
外務省は、規定を超える画像をアップロードした場合はマイナポータル側で圧縮すると案内しています。ただし、容量が小さければ審査に通るわけではありません。画面上で顔の大きさや位置を合わせ、処理後の見え方まで確認します。
顔の輪郭や特徴を変える加工は使用できません。美肌、小顔、ほくろの除去などをした画像を使わず、必要なら撮り直すか、旅券写真に対応する写真館へ相談してください。アプリで背景が処理される場合も、送信前の確認は必要です。
自署画像は、白い紙に書いてから撮影する
自署画像はパスポートに印画されるサインです。電子申請を送信する際の、マイナンバーカードによる電子署名とは役割が違います。
- 無地の白い紙に、本人が署名する。 黒または青の濃いインクを使い、文字が切れない大きさにします。
- 影や裏写りを避けて撮影する。 明るい場所で、紙に体をかぶせず上から撮ります。罫線、ごみ、汚れも確認してください。
- 取り込んだ後に線を確認する。 細い線のかすれ、ぼけ、文字のつぶれがあれば、紙から書き直すか撮り直します。
本人が署名できない場合の代筆には、法定代理人の氏名や関係の記載など別の決まりがあります。外務省の代筆例に従い、家族のサインを本人のものとして使わないでください。
入力から送信までの確認順
マイナポータルの操作マニュアルは、顔写真、自署画像、必要書類の登録から申請完了までを説明しています。
- 申請の種類と受取窓口を選ぶ。 住所や条件に合う候補から、本人が受取りに行ける窓口を選びます。
- 顔写真と自署画像をそれぞれ登録する。 旅券の顔写真ページの画像と、新しい旅券用の顔写真を取り違えないようにします。
- 氏名、本籍などを確認する。 自動で取り込まれた情報も読み直し、必要な戸籍情報や書類の提出を進めます。
- 中断する場合は保存操作をする。 入力は自動保存ではありません。画面の保存機能を使ってから中断します。
- 電子署名後、申請完了を確認する。 画像を登録できただけで送信完了とは判断せず、完了画面と、その後の「やること」を確認します。
受取窓口は送信後に変更できません。遠い窓口を仮に選んで進めず、送信前に窓口、申請内容、画像を確かめてください。
申請後に写真を直したい、補正依頼が来たとき
外務省のFAQによると、送信後に申請者が自由に写真を差し替えることはできません。自分で誤りに気付いた場合は、申請先の旅券窓口へ連絡します。
「やること」に補正依頼や「要訂正」が表示された場合は、お知らせを開いて対象を確認し、「修正して再度申請」から案内された項目を直します。訂正が済むまで審査が中断するため、通知を確認する習慣をつけましょう。保存してある画像だけを編集しても、提出済みの申請には反映されません。
「処理中」という表示だけで受取日を判断せず、交付予定日のお知らせを開いて確認してください。必要に応じて、お知らせから「パスけん」で受取可能日も確認します。
受付票と、受取り後のコピーを整理する
受取り前に、窓口から案内された受付票と必要な持ち物を確認します。東京都の案内では、受付票の添付ファイルをダウンロードし、スマホですぐ表示できるよう準備するか、印刷して持参する方法が示されています。切替申請では現在のパスポート、手数料も必要です。ほかの地域は、自分が選んだ窓口の案内を確認してください。
Dokusには、保存した受付票や受取り後のパスポートの確認用コピーをまとめておけます。発行元から受け取った元の受付票ファイルは「ファイル」などにもそのまま残し、Dokus内のコピーはバーコードが読めるか、必要なページが開けるかを出発前に確認しましょう。窓口の指示に応じた印刷も用意します。
申請用の顔写真や自署画像に、透かしやマスキングを加えたり、PDFにまとめたりする必要はありません。公式の署名付きファイルや受付票も、変換で加工せず元のファイルを保管してください。保存の考え方は身分証のコピーを安全に保管する方法でも説明しています。
パスポート原本とコピーは別に管理します。Dokusに保存した画像は旅券原本の代わりにはならず、パスポートの受取りも本人が窓口へ行く必要があります。
送信前と受取前のチェック
- 新規・切替など、自分に合う申請を選んだ。
- 顔写真と自署画像を別々に登録し、処理後の画像を確認した。
- 受取窓口と入力内容を確認し、申請完了まで進んだ。
- 「やること」で補正依頼と交付予定日を確認できる。
- 受付票、原本、手数料など、受取窓口が指定する持ち物をそろえた。
よくある質問
パスポートのオンライン申請に戸籍謄本の写真は必要ですか?
新規申請などでは電子戸籍がシステム連携され、通常は紙の戸籍謄本の写真を用意する必要はありません。別戸籍の法定代理人による代理提出や追加書類の指示がある場合は、公式案内に従ってください。
自署画像はスマホの画面に指でサインして作れますか?
公式案内は、白い紙に書いた本人の署名を撮影するか、あらかじめ撮影した画像をアップロードする方法です。濃いインクで書き、影や文字の切れがない画像を用意してください。
顔写真と自署画像を1つのPDFにして提出しますか?
顔写真と自署画像は別々の登録項目で、マイナポータルにアップロードする規格はjpgです。1つのPDFにまとめず、それぞれの画像を案内に沿って登録してください。
オンライン申請なら、パスポートも自宅に届きますか?
受取りは本人が選択した窓口へ行います。受付票などの必要な持ち物と交付予定日を確認し、切替申請では現在のパスポートも持参してください。