住民票をコンビニで取る方法:マイナンバーなし・本籍省略の選び方
住民票の写しは、住民登録のある市区町村がコンビニ交付に対応していれば、対応店舗のマルチコピー機で取得できます。先に提出先へ必要な人・本籍・続柄・マイナンバーの記載と原本の要否を確認し、発行画面で条件に合う項目を選んでください。
「住民票を持ってきてください」と言われたら、最初に確認したいのは記載内容です。自分だけのものか、世帯全員か。本籍や続柄は必要か。個人番号を載せてよいか。ここを先に決めておくと、発行し直す手間を減らせます。
取得する前に、提出先へ確認すること
上越市の案内も、用途によって必要な項目が異なるため、提出先に確認するよう案内しています。次の条件を、依頼文や申請画面と照らし合わせてください。
| 確認すること | 提出先に聞く内容 |
|---|---|
| 書類の種類 | 住民票の写しか、住民票記載事項証明書か。指定の用紙はあるか |
| 記載する人 | 本人のみか、世帯の一部か、世帯全員か |
| 記載項目 | 本籍・筆頭者、世帯主・続柄、個人番号はそれぞれ必要か |
| 発行日 | 発行から何か月以内のものが必要か |
| 提出方法 | 発行された紙そのものが必要か、コピーや画像・PDFでよいか |
「マイナンバーなし」と「マイナンバーカードなし」は別です。前者は証明書に個人番号を載せないこと。後者は、コンビニで認証に使うカードなどを持っていないことです。
コンビニで住民票の写しを取る手順
J-LISの事前準備から、住民登録のある市区町村と店舗の対応状況を確認します。実物のマイナンバーカード、または事前に公式機能を設定した対応スマートフォンが必要です。カードを撮った写真では利用できません。
操作はJ-LISの取得手順に沿って進めます。画面や認証の順番は、端末・市区町村・使うカードやスマートフォンによって異なります。
- マルチコピー機で「行政サービス」から証明書交付を選びます。普通のコピーやネットプリントのメニューではありません。
- カード・端末の種類を選び、読み取りと認証を行います。実物カードでは、画面で求められる暗証番号を入力します。
- 住民登録のある市区町村の証明書を選び、「住民票の写し」へ進みます。
- 本人のみ・世帯全員などの交付種別と、本籍・続柄・個人番号などの記載項目を、提出先の指定どおりに選びます。
- 部数と発行内容を確認して、手数料を支払います。必要な項目が選べない場合は、支払い前に市区町村の案内を確認してください。
- 印刷された証明書の全ページと領収書を受け取ります。カードやスマートフォンも忘れずに回収し、氏名・住所・記載項目・部数を確認します。
取得した紙を提出する前に、自分用の控えを残しておくと、発行日や提出内容をあとから確認できます。Dokusではその写真やPDFをまとめて保管できます。
マイナンバーの記載なしを選ぶには
提出先が個人番号を必要としていなければ、発行時に「個人番号」や「マイナンバー」の記載を省略する選択をします。横浜市のFAQでは、マルチコピー機の途中で個人番号、本籍・筆頭者、世帯主・続柄それぞれの記載の有無を選べると案内しています。これは横浜市の例なので、実際の選択肢は自分の市区町村の案内で確認してください。
「全部載せれば安心」とは考えず、必要な項目だけが記載された証明書を取得しましょう。個人番号が必要な手続きであれば、提出先が指定する方法で用意します。必要な番号をあとから消しても、条件を満たす書類にはなりません。
すでに番号入りで発行した場合、原本を自分で塗りつぶして提出する前に、提出先へ確認してください。記載なしの証明書が必要なら、発行し直すほうが条件に合うことがあります。
本籍の省略と続柄の省略は、別々に確認
本籍・筆頭者と、世帯主・続柄は同じ項目ではありません。提出先が「本籍省略、続柄あり」と指定している場合は、それぞれの欄で選びます。どちらも一括で不要だと判断しないでください。
本籍が必要な手続きでは、省略した証明書の画像に自分で書き加えても、自治体がその項目を証明したことにはなりません。取得前に条件を確認し、違っていた場合は市区町村へ相談してください。
住民票コードを求められたときも注意が必要です。J-LISの案内では、コンビニ交付の証明書に住民票コードは記載されません。取得できる証明書の種類や利用時間にも市区町村ごとの違いがあり、停止日も確認が必要です。
iPhoneだけで取得できる?
デジタル庁の案内では、スマートフォンのマイナンバーカードでコンビニの証明書取得を利用できます。対応機種・OSで、最新のマイナアプリから公式のカード機能を追加していることが前提です。端末にカード画像を保存しただけでは利用できません。
スマートフォンの対応は、市区町村と店舗・端末の両方をJ-LISの事前準備で確認してください。iPhoneとAndroidでは利用できる場所が異なる場合もあります。デジタル庁は、実物カードのみの対応に備えて実物も携帯するよう案内しています。
暗証番号やカード機能の設定で止まる場合は、マイナポータルやマイナアプリの対処法へ。Dokusに保存したコピーは、コンビニ交付の認証には使えません。
「住民票の写し」とコピーの違い、有効期限
中野区の説明によると、「住民票の写し」は市区町村が住民票の情報を証明するために発行する証明書です。名称に「写し」とあっても、自分でコピー機にかけた複写物とは異なります。
| 手元にあるもの | 確認すること |
|---|---|
| 自治体の窓口やコンビニ交付で発行された証明書 | 提出先のいう証明書原本に当たるか、必要な記載と発行日を確認 |
| 発行された紙をコピーしたもの | 証明書のコピーを受け付ける手続きか確認 |
| 紙を撮影・スキャンした画像やPDF | データ提出を受け付けるか、形式・全ページ・加工の可否を確認 |
コンビニで発行された証明書と、コンビニのコピー機で複写したものを混同しないことが大切です。Dokusに保存した画像や、その画像を印刷した紙も、自分で作ったコピーです。
発行からの期間も提出先によります。中野区の有効期限のFAQでは、一律の有効期限ではなく提出先の判断とされています。「3か月以内」などの条件があるかを確かめ、以前保存したファイルをそのまま使い回さないでください。
控えを保存して、コピーを送るとき
紙の証明書を読み取りやすくスキャンし、全ページと端まで入っていることを確認します。Dokusでは「住民票・発行日」のような名前で整理すると見つけやすくなります。書類名に個人番号そのものを入れる必要はありません。端末に保存済みのコピーは、オフラインでも確認できます。
データ提出が認められる場合も、まず未加工の控えを残し、送るコピーを別に準備してください。必要な文字、発行日、証明部分、ページのつながりが読めるかを確認します。保管場所の選び方も参考になります。
相手が加工したコピーを受け付ける場合だけ、不要な情報のマスキングや提出先・用途を示す透かしを検討できます。必要な記載事項を隠して要件を変えたり、原本の代わりとして使ったりするものではありません。
ブラウザのツールから書き出すPDFは、各ページを画像にしたコピーです。元の選択できる文字、入力欄、電子署名の検証機能は引き継がれません。提出先が未加工のPDFや電子署名を求める場合は、指定された元のファイルを使ってください。加工後の受理をDokusが保証するものではありません。
提出前の確認
- 提出先が求める書類の種類と、記載する人の範囲が合っている。
- 本籍・続柄・個人番号の記載が、それぞれ指定に合っている。
- 指定された発行日からの期間内で、現在の情報と食い違っていない。
- 紙の証明書、コピー、画像・PDFのどれを求められているか確認した。
- 全ページがそろい、必要な文字や証明部分を隠していない。
- 自分用の控えと、実際に提出する書類を取り違えていない。
よくある質問
住民票の写しは、コンビニでコピーすればよいですか?
いいえ。住民票の写しは自治体が発行する証明書の名称です。コピー機で複写した紙とは異なります。発行された証明書そのものが必要か、コピーでもよいかは提出先に確認してください。
コンビニでマイナンバーなしの住民票を取れますか?
対応する市区町村では、発行時に個人番号の記載を省略して取得できます。実際の選択肢と対応状況を確認し、提出先が必要とする項目だけを選んでください。個人番号を載せないことと、認証用のカードが不要なことは別です。
本籍なしで取った住民票に、本籍を書き足してもよいですか?
自分で書き足しても、その項目を自治体が証明した書類にはなりません。本籍の記載が必要であれば、必要な項目を指定して取得する方法を市区町村へ確認してください。
iPhoneにカードの写真があれば、コンビニ交付できますか?
写真では利用できません。実物のマイナンバーカードか、公式のカード機能を追加済みの対応スマートフォンが必要です。市区町村と店舗・端末のスマートフォン対応も確認してください。
住民票は必ず3か月以内のものが必要ですか?
一律に3か月とは決まっていません。発行から何か月以内のものを受け付けるかは提出先によるため、取得前に指定を確認してください。
DokusのPDFを送れば、住民票の原本を提出したことになりますか?
なりません。保存・スキャンしたPDFは個人で用意したコピーです。データ提出を認める手続きか、必要な記載と加工の条件を満たすかを確認してください。発行された紙を求められる手続きでは、その証明書を用意します。